新宿にある ボイストレーニング | 個人レッスン(マンツーマン)のアルファボイスです。

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有名曲<アルファボイス流>ボイトレ徹底解説~5項目目~

まず、アルファボイスの大きな特徴の一つに「評価シート」というものがあります。入会されて一回目(初回)のレッスンの際に発声に関する10項目(高音、低音、音感、リズム感、呼吸、裏声の共鳴、地・裏切り替え、持久力、歌唱技術、経験)を項目ごとに測定をします。

 

測定した結果や生徒様の目標を見て、1年後どのレベルまで向上する見込みがあるか(又はどこまで向上できれば目標に近づけるか)を予測して発声項目ごとに目標を掲げます。

 

3カ月に一度、再度測定をして3カ月前の発声からどう変わったのかを実感できたり、入会して1年後の目標に対して次はどこを伸ばすべきかも評価シートを見て講師と一緒に話し合って頂きますのでしっかり計画と目標を持ってボイトレを行うのでレッスンの楽しさが倍増するのも評価シートのいいところです!(1年間絶対通わなければならないということではないのでご安心ください。

 

さて、このブログでは評価シートの10項目が歌にどう関係しているのかを項目ごとに解説していこうと思います。

 

 

 

今回の解説曲

 

男性曲:「奏」/スキマスイッチ

女性曲:「三日月」/絢   香

 

この2曲は生徒様の中でもかなり人気が高い曲ですが、なかなかうまく歌えないという声を多く聞きます。しかし!この2曲はポイントを一つずつ抑えていくだけで比較的すぐに歌えるようになる曲なのでオススメです!

 

 

 

 

【5】呼吸

ここで言う「呼吸」はフレーズでの息遣いやロングトーンについてお話します。よし、ボイトレをはじめよう! と思い立った方はまずはじめに耳に入るボイトレワードは「腹式呼吸」ではないでしょうか。

 

体験レッスンでも 腹式呼吸がよくわかりません というようなお話を生徒様の方からよく話されます。が、腹式呼吸が歌にどう活かされるかピンといていないまま呼吸だけの練習しても歌うことを難しく感じてしまうだけであまりオススメしません。腹式呼吸はなるべく実践に近い練習を行っていきましょう。 

 

まず、レッスン中は体内の空気の流れをスムーズに口まで運びやすくするために、姿勢に注意しましょう。立って練習する方は 一度、爪先立ちをして肩の力を抜いながら戻します。(座っている方はここから)まっすぐ前を見て顎を少しだけ引きます。(ほんの少し胸を張る程度) 

 

基礎練習.1 

①姿勢を正したらまっすぐに息を吐きます。ここまでは何も気にしなくていいです。 

(できれば声を出さない状態の息だけで「フー」ではなく、「スー」で吐きましょう) 

↓ 

②息を吐けるだけ吐きます。その時に姿勢が前かがみになったり、後ろに反っえしまったり崩れないように注意してください。 

↓ 

③息がなくなったらいよいよ吸います。見えないストローでゆっくり口から空気を吸います。この時に、肩が上がらず、お腹が膨らむと成功です。何度か①~③を繰り返しましょう。 

 

 

 

基礎練習.2 

基礎練習.1と手順は似ていますが、次は声を出しながら行います。 

①「ウー」とロングトーンを出してみましょう。音の高さは男性:3ファ 女性:4ド※オクターブ番号は「3.音感」を参照 音が取れない方はなるべく高めを意識するだけでいいです。 

↓ 

②息がなくなっても音が下がっていかないように注意しながら吐ききります。声が切れて息だけになっても吐ききりましょう。 

↓ 

③吸い方は先ほど一緒です。これも①~③を何度か繰り返しますが、慣れたら母音を「ウー」「イー」「エー」「オー」「アー」の順で変えて練習をしてください。この母音の順番はだんだん口を大きく開く母音の順番です。 

 

 

 

基礎練習.3 

ここからはより実践に近づけて練習します。 

①基礎練習.2と同じ高さの音で今回は言葉を繋げて練習します。「マーメーマーメーマー」と、ずっと同じ高さで「マ」と「メ」を繰り返します。言葉が変わる時に声が切れないように注意しましょう。声はずっと吐いている状態になります。 

↓ 

②マーメーマーの速度が速くならないように注意しながら吐ききりましょう。 

↓ 

③前回同様、肩が上がらないように注意しながら吸って①~③を繰り返しましょう。 

 

 

 

それでは課題曲のサビで応用してみましょう。(「v」の位置で息継ぎをします) 

 

奏:「君が大人になってくその季節が v 悲しい歌で溢れないように」 

三日月:「君がいない夜だって v so no more cry もう泣かないよ」 

 

「v」までの歌詞を基礎練習.3でおこなった練習のように言葉を繋ぎながら歌ってみましょう。 

息がなくなってくると音が下に下がりがちになるので息を後出しで歌ってみましょう。 

 

うまく歌えない方はメロディを歌わずに同じ音で歌詞の言葉を繋げてみましょう。 

 

 

いかがでしょうか?やってみると意外と難しいと思います。歌手の歌をよく聴くとフレーズ中は声を切らずに歌っています。難しく考えずに基礎練習でやったことを少しずつゆっくり曲で応用することがコツです。 

また、よく歌を上達させるために腹筋をする人がいますが、実は歌に必要な筋肉は外側の腹筋(アウターマッスル)ではなく、内側の筋肉(インナーマッスル)です。外側からお腹を締め付ける筋肉ではなく、お腹の内側から外に開く筋肉が必要になるのです。肝心な腹筋インナーマッスルの鍛え方は….上に書いてある基礎練習です! 

 

全文はこちら

https://www.alpha-voice.co.jp/commentary/

   

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