春よ、来い
こんにちは。アルファボイスです!
アルファボイスの課題曲、「春よ、来い」。
歌ったことのある生徒さんも多いと思います♪
この曲は、NHK連続テレビ小説「春よ、来い」主題歌として19 94年にリリースされました。ちなみにこのドラマ、「 渡る世間は鬼ばかり」の橋田壽賀子さんの自伝的作品だそうです。
この曲、美しいメロディと、 俳句に使われるようなちょっと難しい歌詞が特徴的ですよね。
♪淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める〜♪という歌い出し。
ここに出てくる「沈丁花」は、3月の下旬頃に満開を迎える花で季
ちなみに、こんな花らしいです↓
沈丁花が蕾でありながらも、ひとつひとつから香り始めている… という歌詞から、 おそらく季節は春の訪れる3月初旬から中旬頃のことでしょう。
♪春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする〜♪
愛をくれし君の なつかしき声がする〜♪
春の訪れる季節に歌った歌なのに、 なぜ春は遠いものと歌っているのでしょうか。
この歌の歌詞についてはさまざまな論考まで書かれていて、 中学二年生の国語の教科書にも掲載されるほどです。
読めば読むほど様々な解釈が出来るし、 読む人にとっても捉え方が違うことでしょう。
とても味わい深い歌詞の「春よ、来い」。
皆さんも是非、歌詞を改めて一度読み直してみると、 新しい発見があるかもしれません♪