ベルティングボイス
ベルティングボイスは、力強く息漏れの音がない、 とにかくパワフルでダイナミックな声です(^^)
この声の出し方は海外のアーティストに多いのですが、 特に女性アーティストだと
例えば1曲の中で
1番はウィスパーボイスのように囁くように歌って
2番からだんだん地声を混じえてサビ・ Cメロあたりでドカンと爆発力のある声で歌うイメージです。
私の大好きなマライアも曲の後半や高音域でベルティングボイスを 使うことが多いですが
女性シンガーだとChristina Aguilera、Lady Gaga、Adele、Siaなど
男性シンガーだとBruno Mars、Ed Sheeran、Nickelback、Queenなど
男性だとハイトーンがベルティングで出してる方も多く、
特にロックバンドは大体ベルティングボイスを使ってる方が多いで す。
ロックってそもそも力強い声で歌いますからね笑
パワフルなガツンとくる声の出し方です。
そして1曲の中で、 特に盛り上がる部分だったり強く表現したいところで
このベルティングを使うとカッコよく、 魂の叫びのように聴こえます。
前にお話ししたチェストボイスの胸に響く感覚がここで発揮されて きます!
声だけを聴くと少し叫んでるようにも聴こえそうですが、 実際は叫んでるわけではなく、 高音を地声っぽく力強く出すテクニックとでも言いましょうか。
胸の強い響きと地声の強い響きが必要になってきます。
そのためにもまずは胸の強い響きを意識して高音域を少しずつ出せ るよう練習してみましょう♪
音のキーがどんどん上がっていくごとに、 響くポジションが頭でもなく鼻でもなく
胸でキープするイメージです。
音が上がるごとに高い位置へと響きのポジションが移動せず、 上に逃げそうになったら胸に引っ張り下ろすようなイメージです。
これもコツコツと練習する必要があるのですが、 動画などをみてイメージするのもオススメです。
映画で『アリースター誕生』にLady Gagaが主演されていますが、
Always Remember Us This Wayの高音域やデュエット曲ShallowのGaga様のサビ の出し方もまさにベルティングボイスです。
ガツンと歌う瞬間が来るので「あ、これか!」 ってすぐ分かると思います♪
映画を見ながら是非研究してみてくださいね(^^)