トリル
トリルは歌唱技術の一つですが
R& BやSoulシンガーがフレーズの最後にフェイクっぽくリズミカ ルに音を動かしているのを聴いた事があると思います。
最近だと日本でもたくさんのアーティストがトリルを取り入れて歌 われています。
昔はR&BやSoul musicのアーティストがやっているイメージでしたが
海外だとPopsの世界でもトリルをジャンジャン入れて歌われて います。
ホイットニーの代表曲、映画ボディガードといえば
『I will always love you』
サビの「And Iーーーーー」が印象的ですね(^^)
こちらの曲は歌い出しからトリルの連発です。
トリルにもパターンがいくつかあるのですが、音の組み合わせが
3つ・4つ・5つ・6つなど様々あり、+ リズムの動きも様々です。
音感・リズム感が完璧な方はイメージでトリルが出来ちゃいますが
適当になんとなーくやってしまうと、曖昧な音に着地しがちで
なんちゃって感が出てしまいます。
トリルの音がどこの音を通って階段のように降りているのか
一音ずつ確認する必要があります。
トリルもメロディと一緒だと思ってくださいね。
音の組み合わせも3度だったり、途中から4度に降りたり。
例えば3つの音を使ったトリルだったら、 3つの音全てゆっくり辿ってみるといいですよ。
ゆっくり確実にトリルを繰り返し練習して、 音の動きに慣れてきたら
徐々にテンポアップしていきましょう♪
最終的には曲のテンポでできるように、 トリルをしつこいくらい繰り返し練習をして
パターンを体に覚え込ませていければ、 あとはイメージでトリルができるようになってきます。
トリルの音が多いほど1音ずつ辿っているうちに迷子になる事もあ りますが笑
この迷子になる感覚は、 今までの自分の中にない音やリズムの組み合わせで
ただ単に免疫がないだけです(^^)
なので繰り返し音慣れしていく必要があります!
そして、なんとなく出来てしまう方もこれを機に、 完璧なトリルをマスターできるように繰り返し練習してみてくださ いね