新宿にある ボイストレーニング | 個人レッスン(マンツーマン)のアルファボイスです。

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響く声と大きな声

響く声=大きな声と誤解されている方が多いと思いますが

オペラの世界ではマイクなしでステージ中に響き渡る声で歌われています。

 

テノール歌手だと主にチェストボイス、ソプラノ歌手だとホイッスルの域まで
ヘッドボイスの頭・頭蓋骨がガンガン響く声で歌われています。

 

ポップスの世界ではマイクを使って歌唱を行いますが、
カラオケやライブの際に演奏のボリュームが大きくて自分の返しの声が聴こえにくい時、大声で歌いがちになる方がいらっしゃいます。

 

そうすると、喉の負担が大きくなり、一曲終わる頃には声が枯れてしまう場合もあります。
そうならないためにも、しっかり響く声を出せるようにトレーニングしていきましょう♪

 

響く声が出せるようになると、100%のエネルギーを使って歌う必要がなくなり
大体60〜70%くらいのエネルギーでカッコよく歌えるようになります。

そして喉も全く疲れを感じません。

曲を歌う中で、キーによっては響くポジションを意識してみてください!

 

・チェストボイスは胸に響くイメージ
・ミックスボイスは鼻腔に響くイメージ
・ヘッドボイスは頭に響くイメージ

 

そして裏声を出す時に、一番響く感覚を掴みやすいので
まずはウォーミングアップで「う」で頭蓋骨に声が振動する感覚を掴む練習をしてみましょう。
口の中から頭蓋骨にかけて、マイ小ホールを作ってあげるイメージです笑
ステージに音が響き渡るあのイメージです(^^)

 

ヘッドの響くポジションから徐々に音が下るにつれてミックスの鼻腔に響く感覚
そしてさらに音が下ってチェストの胸に響く感覚、響きのポジションが上から下へ移動するイメージです。
地声から音を上げていくよりも裏声から下りてきた方が喉に負担もかかりにくく
響く感覚を掴みやすいので是非挑戦してみてください♪

 

映画『The Greatest Showman』で「Never Enough」という曲があるのですが、
レベッカ・ファーガソンという女優さんが歌手のジェニー・リンドという役で、劇中ステージで歌うシーンがあるのですが、実は歌は別のアーティスト、ジェニー・リンドさんが歌われています。

 

息のタイミングや喉の開き具合などを見ていると、ご本人が歌っているかのように見えるのですが、魅せ方が本当に素晴らしいです!

 

このステージ中に響き渡るイメージ+マイ小ホールを作るイメージで、是非歌の練習をしてみてください🎵

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