新宿にある ボイストレーニング | 個人レッスン(マンツーマン)のアルファボイスです。

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Lemonを歌う時のポイント

こんにちは(^^)

今日は2018年に流行った米津玄師さんの『Lemon』を歌うためのポイントをお話します。

ドラマの主題歌にもなったこともあり、レッスン時にもこの曲を選ぶ生徒さんはすごく多かったです。

 

【この曲の難しい部分】
①★リズムが16分(ブ)で細かい
②★リズムがハネている
③★音域が広い
④★急な高低音が多い
⑤★裏声切り替えがある

 
 

①リズムが細かい16分(ブ)の曲です。以前【リズム〜16ブ〜】というブログでお話したので参照してみてくださいね♪

 

②これも文章で書くには難しいのですが、
ハネていない16分を「タカタカタカタカタカタカタカタカ」だとすると、
ハネてる16分は「タッカターカタッカターカタッカターカタッカターカ」というように、均等なリズムではなくなります。
ここにメロディが乗ってきます。

 

③Aメロの一番低い音が2B(シ)、サビと大サビの地声で一番高い音が4G♯(ソ♯)、裏声では4B(シ)までいってました。
2シ〜4シまでなので、ちょうど2オクターブ分使って歌ってます。

 

④AメロもBメロもサビも大サビも、メロディの振り幅が大きめな曲です。
急に低くなったり急に高くなったり、早めの準備が必要になってきます!

 

⑤そして切り替えです。
毎回のサビに1カ所ずつありますね。地声と裏声の距離はけっこうあるので音的にはさほど難しくはないですが、リズムが速いのでスムーズに切り替えられるよう練習が必要になってきます!

 

こんなところでしょうか。
これらのポイントを抑えて練習すれば、良い感じに歌えるようになるかと思います。
詳細はまたレッスンで(^^)♪

 

では!

 
 
 
 

在宅レコーディング

こんにちは(^^)
 

今日は在宅レコーディングについて。

 

私は普段、歌のレコーディングのお仕事もさせて頂いているのですが、スタジオの時もあれば在宅で自分でレコーディングすることも多々あります。
パソコンを操作しながら歌い、また操作しては歌い、を繰り返して一人での作業はなかなか時間がかかります。

 
 
今日は参考までに、私の宅録の一連の流れを紹介します!(私はスピード重視ではなく、あくまで質重視です。)
自身のオリジナル曲ではなく、初めて聴く曲のレコーディングだと思って読んで下さいね♪
 


まず、届いた曲を何度か流し聴きします。
ご飯を食べたり洗濯をしたりケータイをいじったり「ながら聴き」です。

 

※曲の構成は、J-popに多い、
【1A→1B→1サビ→2A→2B→2サビ→大サビ→3サビ】と仮定します。

 


ながら聴きをして何となく頭にメロディが入ったら、歌詞をちゃんと読み直して理解しAメロから歌っていきます。
先程は流し聴きだったので、ここからちゃんと覚えていきます。流し聴きをしておくことでいざ覚えるときにメロディが入りやすいです。
1番と2番でテンションが変わりすぎないよう、1Aを録ったら2Aも録っちゃいます♪
メロディを忘れないうちに同じ箇所を録る、という理由もあります。

 


その流れで1Bと2B、1サビ・2サビ・3サビを録り、最後に大サビを録ります。

 

ここで注意するところは、Aメロ〜Bメロ〜サビ〜大サビの繋ぎ目が不自然になっていないか。
ボリュームバランスだったり声色の変化も注意して聴きます。ブレス部分も切れ目が不自然にならないよう気を付けてます。

 


それが終わったら、同じ部分に気をつけて頭から通して聴いてみます。
もちろん、リズムや音程、歌詞(間違っていないか)にも注目します。

 


改めて聴き直してみてリズムや音程が気になる部分があった場合、エディット(パソコンで編集)で簡単に直すことが出来ます。
…が!!!
私は自分が納得するまで歌い直します(笑)
ここでエディットをしてしまえば時間短縮になるのですが、ボーカルとしての意地とプライドと(笑)、あとは自分のための練習だと思って歌い直すようにしてます。

 

⑤が終わったら④に戻り、まだ気になる部分があれば⑤を繰り返します。
短縮できるところは短縮して、時間をかけるべきところは丁寧に時間をかけて…を心がけています。

 
 
以上です!
 

自身でレコーディングする際に少しでも参考になったら嬉しいです(^^)
では!

 
 
 
 
 

オーディションで魅かれた女の子

こんにちは(^^)

皆さんは、どのような人に心を打たれますか?例えば歌手だったら、歌の上手い人ですか?歌詞ですか?曲ですか?人柄ですか?

 

私は先日、とある事務所のオーディション現場を拝見させて頂く機会がありました。
沢山の若い子たちが順番に前に出てきて、課題曲を歌ってました。
歌手になる為のオーディションではなかったので、歌の得意な子も苦手な子もいましたがみんな一生懸命歌ってアピールをしていました。

 

何十人もの人が歌っていく中、一人私が魅かれた女の子がいました。
その子は正直、歌が上手なわけではありませんでしたが、キラキラした表情だったり「私の気持ちを伝えたい!」という彼女の想いがストレートに伝わってきましたし、何より彼女自身がとても楽しそうに歌ってました。
きっと、歌は苦手な方だったと思います。

 

でも上手いとか下手とかじゃなくて、内面から出てくる「エンターテイメントを届けたい!」という強い気持ちが私に刺さったのだと思います。
もし私が事務所の人だったら、この子のことをもっと知りたいなぁ、一緒にお仕事したいなぁ、と声をかけたかもしれません。

 

アルファボイスにも、様々なオーディションに向けて歌を練習している生徒さんが沢山いらっしゃいます。
オーディションで求められることはそれぞれ違いますが、自身の魅力を最大限に出せるよう当日は是非楽しんで、全力で出し切って頂けたらと思います。

 

本番で100%出し切るためには、120%、130%OK!というところまで練習する必要があります。
オーディションやライブ本番は絶対緊張しますし、歌詞やセリフが飛んでしまったりハプニングはつきものです。
100%大丈夫!と思って挑んでも、80%くらいしか力が出せなかった…という人がほとんどだと思います。

 

当日楽しんでやり切る為には、たくさんたくさん練習をする必要があるということですね(^^)
強い気持ちも会場に持っていけるよう私たちもサポートします!!

 

引き続き、頑張りましょー\( ˆoˆ )/

 

 

 

私の好きな曲

こんにちは(^^)
今日は私の好きな曲をご紹介します。

 

今までもたくさん挙げてきたのですが、今回はライブでもよく歌っている『Can’t Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる』です。

 

日本では1983年にボーイズ・タウン・ギャング (Boys Town Gang) がカバーしたディスコバージョンがヒットしましたが、1967年にフランキー・ヴァリが出したのがオリジナルです。
私がこの曲を知ったのはボーイズ・タウン・ギャングバージョンがきっかけだったので、カバーであることを知った時は驚きました。
なので、よく知っているボーイズ・タウン・ギャング バージョンを紹介しますね。

 

この曲は有名ですしメロディもキャッチャーで盛り上がるのはもちろんなのですが、
私がこの曲で面白いと思うのは転調の仕方です。

 

1Aから1B(サビ)に向かうときに一度転調します。
サビで転調してまた戻る!という曲はよくあるのですが、この曲はサビで転調したまま2番に入ります。
そして、2番サビに行くときは転調せずにそのままサビを迎えます。

 

とてもスムーズな流れなので、何も考えずに聴いているとこの転調に気付かないかもしれません。

 

皆さんも、一度は耳にした事がある曲だと思います。次はこんなところにも注目して聴いてみて下さい(^^)♪

 

では!

 

 

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