チューニング
管弦楽器を演奏する前に必ず楽器の音を『チューニング』します。
チューナーという機械があり、正しい音に揃えてくれるので
例えばラの音を合わせる時、チューナー音に合わせて調整します。
人数が多ければ多いほど、 この基本の音を統一させなくてはいけません。
AさんのラとBさんのラの音がちょっとズレるだけで、 不協和音的な気持ちが悪い音が生まれてしまいます。
チューニングは耳を鍛える訓練にもなります。
音が鳴るタイプのチューナーもありますので、是非参考までに。
チューナー音のドの音に対して、声で同じ音を出してみます。
メモリの真ん中が正しい音だとすると、実際声で出してみたドが
高めだった場合、メモリが右側へ。
低めだった場合は左側へ動きます。
実際出した声の音とチューナー音をメモリを見ながら合わせていく と
ピッタリ音が合った瞬間、真ん中に表示されます。
ギターのチューニングもこのメモリを見ながら、弦を緩めたり( 低くしたり)
締めたり(高くしたり)しています。
ただ格好つけているわけではないんですよ笑
この音が低いか高いか耳では分からなくても、 チューニングを繰り返し行うことで
全ての弦をチューニングしなくても、 基本になる一音をしっかり合わせることで
一音を土台に他の5弦の音も合わせられるようになってきます。
歌も無意識にしっかりチューニングされた音の中で歌っています。
伴奏も、アカペラも全てそうです。
曲の中で音を外してしまうとか、取りづらい音がある場合は
繰り返し同じ音を出す訓練をすれば、必ず100% 出したい音を狙って出せるようになります!
チューナーがなければ鍵盤のアプリでも大丈夫です。
まずは正しい音を耳でしっかり聴いて、 声で出す音を頭の中でしっかりイメージして
最初はハミング(鼻歌)みたいな出し方で全然いいので、 一発で同じ音を出せるよう繰り返し練習してみてください♪
曲のAメロ・Bメロ・サビ、 全ての歌い出しがしっかり狙って出せるようになりますよ。
歌い出しがしっかり決まれば、 土台の音がしっかり出せていることになるので
そこから動くメロディも安定しやすくなります。
土台が不安定だとずっと不安定なままなので、 まずは同じ音がを出せるように、練習してみましょう