エッジボイス
エッジボイスを伝える時に、私がよく例えるのが『呪怨ボイス」 です(^^)
昔ホラー映画で『呪怨』 のCMが真夜中にエンドレスで流れていた時期があったのですが
私は怖いのが苦手なのでCMでギリでしたが、
トイレから「あ゛あ゛あ゛あ゛」 とブツブツ途切れるような声がして覗いてみると・・
白塗りの男の子が・・・ みたいなシーンを今でもすごく覚えています
当時初めてみた時、あ、エッジボイスって思いました笑
そしたら怖くなくなったんですよね(^^;)
呪怨を知ってる方ならすぐに伝わるのですが、 若い世代の子にはいまいちピンとこないかもです笑
排水溝のゴボゴボいう音にも近いです。
そんな声、いつ使うの?とお思いでしょう。
実はこれも歌唱技術の一つとして多くのアーティストに使われてい ます
歌い出し、 言葉の始まりにこのエッジの音を入れて出す方法なんですが
この声を取り入れて歌うと、 感情がこもった感じに聞こえるんですね。
そしてちょっと切なさや色っぽさもあったりします。
日本人アーティストだと平井堅さんがよくエッジボイスを使われて います。
歌い出し、第一声に注目して聴いてみてください。
このエッジボイスの出し方のコツは、「あー」と声を伸ばしながら
どんどん低い音まで下がっていってください。
もう低すぎて出ないってとこまで下りていってみましょう。
その下がったとこでブツブツ途切れるような声が出せていれば、 それがエッジボイスです!
この時に喉に力が入らないようリラックスして行うことがポイント です。
これでできない場合は、 息を止めて声を出してみるor息を吸ってあ゛ と出してみるとブツブツした音が混じる声の感覚が掴めると思いま す。
実は歌唱技術のためだけではなく、力強い高音域を出したい方も
このエッジボイスの練習はオススメです。
高音で喉に力が入ったり、 裏返りそうになる方はこのエッジボイスの練習で
声帯を閉じた状態をキープしたまま声を出す感覚を掴んで、 最終的には
力強い高音を出せるようになっていきますよ。
声帯は肉眼では見えない位置にあるので、 声帯を閉じるとか言われてもイメージできませんよね
エッジボイスで筋力トレーニングしていると想像してもらって、 いつか役立つ時がくると思っていただければと思います笑