ウィスパーボイス
ウィスパーボイスは吐息混じりのようなささやき声のような発声方 法です。
日本だと玉置浩二さんやEXILEやChara、 最近だとAimerもウィスパーボイスを混ぜて歌っていたりしま す。
今年のグラミー賞主要4部門を受賞したBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ) もほぼウィスパーボイスで歌っています。
どことなくけだるさがあるソフトな声で雰囲気がありますよね。
声を重ねて厚みを出したり、 息づかいやハーモニーが独特でビリーワールド全開です♪
代表的な方で例えるとマライア、ホイットニー、ビヨンセ、ガガ、 アギレラも
ウィスパーボイスを上手く曲に取り入れて、 一曲の中で色んな声を使って表現される事が多いです。
よくあるのが1番のサビの高音部分はウィスパー気味に歌って
2番以降からウィスパー・ミックス・ベルティング・ ヘッドを混ぜて歌って
Cメロ以降からベルティング・シャウトを上手く織り交ぜて歌う
後半にかけてどんどんダイナミックになっていく展開で
ラストの1フレーズでウィスパーに戻る、みたいな
歌い上げ系アーティストの表現方法は1曲中で様々な歌唱技術が炸 裂しています笑
ビリーアイリッシュはグラミー賞主要4部門独占を女性で史上最年 少の18才で叶えてしまうという素晴らしい才能ですが、
お兄さんのフィアネスと一緒に曲作りを行なっています。
このアルバムは実家のベッドルームで二人で曲作りをしていたそう で
だからアルバムジャケットがベッドなんだって思いました
『bad guy』 という曲は日本のドラマのテーマソングでも使われていたので
誰もが聴いた事があると思います。
ベッドルームから世界中へ!と思うと夢がありますよね。
確か宇多田ヒカルさんも昔は布団をかぶりながら曲作りをしていた と言っていました(^^)
ベッドルームはリラックスできる場所ということもあり、 インスピレーションが湧いたり自分の世界観の中で曲作りができる のかもしれませんね。
ウィスパーボイスを出すには肺活量が必要になっていきます。
そしてここでも鼻腔共鳴も必要とされます。
しっかりと鼻腔に響く声をベースに息を少しずつ混ぜていく感じな んですが
男性なら玉置浩二さんを、 女性ならCharaさんをイメージして練習してみてください(^ ^)