ボリュームコントロール
一曲の中で全フレーズを全力で歌って、 ぜいぜいしちゃった経験ありませんか?(^^)
特にアップテンポやキーが高めの曲だと、 ガンガン声を張り上げて歌いがちになる方もいらっしゃいます。
もう全身が疲れちゃってグッタリする感じですね笑
響く声を出せるようになると、6割・ 7割程度のパワーで歌えるようになると以前お話ししましたが、 響く声が出せるようになった後もボリュームをコントロールして歌 える必要があります。
響く声をずっと出しっぱなしのような曲調ならいいのですが、そうじゃない場合、 ずーっとうるさいイメージになってしまいます笑
例えば、バラードでしかもちょっと切ない曲だった場合、歌い出しはしっとりと歌って雰囲気を出したい気持ちがあっても、元気よくハキハキと歌ってしまったら、 聞き手側には元気ハツラツなイメージで伝わってしまいます。
大人になると色んな経験を経て、 歌詞の意味合いも多少は分かるようになっていると思うので笑、 ここはしっとり歌いたいなと思った時は、 まずできる事の第一ステップとしてボリュームをコントロールして みましょう!
チェストボイスでしっかり強く響く声を出してウォーミングアップ をした後に、今度はナチュラルな軽めな声を出してみましょう。
話し声の響きに近いイメージです。
その話し声のイメージで声を出す時、 息の吐き方もお腹で支えながら、そしてゆっくり息を吐くイメージで出してみてください。
高音を出す時は無意識に息のスピードが速く出ているので、 瞬発力のある声が出せますが
AメロBメロあたりは緩やかに息を吐きながら歌ってみてください 。
そしてサビのキーが高い部分は、息を素早く吐いてみましょう。
その差をつけて歌えるだけで、 抑揚が少しずつ出せるようになってきますよ!
ここでボリュームコントロールがうまくいって、 余裕があったらウィスパーボイスやちょっと語尾にビブラートをか けてみたり、いろいろ試してみてくださいね(^^)